復興需要は必ず来るが…神戸に学んでほしい!
政府がもたもたしてるのが幸いしてるかもしれないけど、
アメリカで実施されたQE1・QE2が気になってしょうがない。
日本円で50兆もの金を国債の買取と言う形でFRBがオペしたものだ・・・
しかしながらアメリカでは景気の下げ止まりはあったかもしれないが、
インフレにもなってないし、雇用も芳しくない。
ドバイみたいな場所へ怒涛のごとく金が流れたとも聞かないし、新興国は投資規制もしている。
確かに不思議なのは、身体の一部がもげた様な日本だが円安にもならない。
静かに潜むマネーが日本の復興需要を狙ってる・・・様な気がする。
実際、震災後は株価が上がったが、原発が長引きそうなので一旦また下がった。
マネーはズレが有る所に集まって来る。
確かに復興は破壊から再構築へのズレの修正が起きる・・・普通は・・・
港湾等のインフラ復旧や、民間の製造設備の投資は追って来る。必ず来る。
しかしながら、どの様なカタチで東日本を復興させるかのイメージが全然見えない。
確かに水産業は少しずつ市井の方が復旧・復興させているが、大筋が見えない。
当方が恐れているのは元に戻そうとするエネルギーが上回る事だ、
阪神大震災も神戸のシューズ産業や港湾施設は、もう一度甦らせるぞ!と言う熱意があった。
当方も前職の時に神戸のシューズのファッションショーを開催しプロモーションでお手伝いした。
ただ、蘇らなかった・・・生産基地は中国・韓国・台湾に移転してしまい帰って来る事はなかった。
港湾施設も莫大な費用で元に戻したが、外国船は韓国プサンをアジアの寄港拠点にした。
壊滅的な打撃を受けた長田地区は新しい都市計画で商業ビル群が出来たが多くの商店は帰って来なかったし、
お客さんたる住民もすべてが戻ることは無かった。
・・・それが鉄人28号を民間だけでモニュメントを建てたら人が集まりだした。今や名所である。
もちろん莫大な設備や建設投資は「乗数効果」となって一時的には活性化するかもしれないが、
地域の循環にはならない。ケインズに今一つ??と思うのは時代と環境の違いだけだろうか?
政治家にはケイジアンが多いと聞く・・・公共投資の裏付け理論だからだろう。
しかしながら人口減少期の日本・・・しかも東北を中心に「穴掘って埋めて」も後が無い。
復興需要は必ず発生する、その時多くのマネーが日本に来るかもしれない。
しかしながら神戸の例を見れば元に戻そうとすると元には戻らない。
官でも民間でも新しい何かを創る・・・未来を創る発想がなければ、たぶん東北は終わる。
そうなればマネーは日本から一斉に逃げるだろう。そう日本国中から・・・
新エネルギーでもいいし、自給率を上げる為の総合農業水産と商業工業連携の食品産業でもいい、
電気自動車に特化した高機能自動車産業の創設でもいい、
新しい未来を創る勇気を持って頂きたい。
そう言う方向になれば日本への投資は高まる。
日本のあらゆる産業の関係者もその方向の為にアイディアを出し高付加価値な
製品やサービス供給する準備を図り果敢に挑戦すべきだ、
最近、お取引先や関係先にはこの事ばかり話をしている。
時節柄、株主総会で各電力会社は原発維持・現体制維持に躍起のようだ、
経団連にいたっては文句は言うが何の提言も無い。
そう言うのは無視しましょう!
中小企業や地域企業は今こそ挑戦しなければ成らない・・・勇気を振り絞って未来へ・・・
尚、当方は別にこの文章を情実的に書いてるわけでは無い、
冒頭に書いた・・・マネーの視座で書かせて頂いているとご理解賜りたい。
マーケティングプロデューサー
原 テルキ










