明日をいかに考えるか?

(*写真:日経新聞ニュースサイトより)
突き付けられた大転換!
・・・あくまでマーケティングのお話です。
正に想定外の大災害…地震・津波・原発事故。
被災され被害を遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。
これほどの広域で、これほどの想定外な災害。東北の太平洋側一体は壊滅的な被害。
おまけに原発の事故で関東地区の電力不測は相当な期間続きそうである。
まず、これで日本のエネルギー政策と産業政策は大転換を迫られる。
エネルギーで云えば、リビアではカダフィ大佐が断末魔的な頑張りで、
原油価格は高騰しっぱなしだし、これからの原子力開発の相対的関係で、
ますます石油燃料価格は高騰するだろう。
日本も当然ながら原子力開発については大きな議論になるだろう。
ここでは太陽光だの新エネルギーだの話だけではありません。
この大震災で我々日本人…先進国すべての人かも知れませんが、
ライススタイルの大転換を突き付けられている…と云う話です。
まずエネルギーコストは上がる。ガソリン・電気すべてです。
インフレの懸念も出て来ますが、エネルギーはあらゆる産業の元ですから、
それを使う製造~流通~物流~消費・・・すべてのスタイルの転換が求められる。
言い旧された言葉だが、今度こそ本格的に大量生産・大量消費が終焉する。
そうなれば既存設備~工場も売場も何もかも見直しが必要になる。
東京での計画停電を考えても都市や街のあり方も変る、
特に大都市は大きなエネルギーの供給を前提に成り立っている。
集積しているから夏はヒートアイランド現象が起き、また電気使用が増える。
集積のメリットが逆に大きなデメリットになる。
「東京がダメなら大阪があるさぁ~♪」なんて、ものすごい旧い歌なんてレベルでは無い!
大阪も名古屋も大きすぎる。
ちょっと停電しただけで都市機能が崩壊している。
集積型の都市戦略は瓦解した、と思っていい。
どうなるのか?
まずは大規模集積から分散型の中規模集積化になるだろう。
数十万の規模人口でのエネルギー調達能力と併せた都市計画への転換が必要になる。
太陽光発電を都市ぐるみで行い、化石燃料を出来る限り使わないエネルギー供給が必要になる。
車や交通は電気主体で効率重視の構造化が進む・・・軽い・強いと、モーター能力のアップが求められる。
エネルギーの蓄積装置の必要性も高まる。蓄電・蓄熱・蓄冷など…
都市間は高機能通信ネットワークで結ばれ、移動が最小限に押さえるようになる。
リニアモーターカーなんか本当に必要か??
物流や流通も如何に効率的に行うか…そう言う意味で大型商業施設は衰退する。
メディアも変る・・・そう思ってる人は多いだろう。
テレビ・新聞の価値は加速度的に落ちる。
しかも自粛ムードで広告収益が激変しているだろう。
昨年のi-padショックからスタートした変革は大きく進む。
様々な転換が進められる。
考えて見れば、地震に関わらざる人口減少が続く、
日本はダウンサイジングに向う。
今の財政的な問題を解決しながら・・・国債の償還・・・ダウンサイジングを行う、、
しかも低エネルギーでそれを行わなければ成らない。
経済的には高価値型の産業・商品・サービス
・・・知識集約型産業を中都市間をネットワークしながら、創らなければならない。
生半可な事では無いが、やらなければ成らない。
願うのは今回の地震復興で旧来型の土建型の復興事業がまかり通れば、日本はアウトだろう。
それも阪神大震災に学んで頂きたい。
今、転換を避ければ衰退~死しかない!
マーケティングプロデューサー
原 テルキ










