ニーズの考え方~無駄な労力を掛けないビジネスの為に…

ニーズは4次元的である。 
「ニーズを掴む]・・・商売の基本ですねぇ。
ニーズを、いかに掴むか?がマーケティング的な命題ですが。
・・・で、最近は「ウォンツ」と「ニーズ」は違う!だのとの言葉遊びがで流行ってますが、
当方のニーズについての考え方。商品と顧客・市場を考える時の重要なファクターです。
 
まず基本…ニーズには顕在ニーズと潜在ニーズがある。
それに迷走ニーズがある。
  これは以前ここに書いた要素です。
①顕在ニーズ(見えるニーズ)は、間違いなく誰かがそのニーズを満たすモノ売ってます。
②潜在ニーズ(見えないニーズ)見えないからわかりません。だから深追いしてはいけません。
③迷走ニーズ・・・ここが難しい。
要するに成熟化した日本市場では、ほとんどのモノのニーズは迷走している。
例えば夕食の買い物でも、「お肉は特売の肩ロース」が、「でもたまには、いいお肉食べたいわ!」となっても、
やっぱり「特売」と安い方に手が出る・・・食べたいし買おうと思ったら買えるが迷走して買わない。
それが給料日とか、他に何か言い事あったからとかで和牛のすき焼きになる時もある。
 
ある程度の年齢以上の男性に「新しい車ほしいですか?」と聞けば、
本心は「ほしい!」のが普通・
でも、いろいろな事情で買わない・・・車検もう1回になる。
買おうと思ったら買える・・・ほしい・・・でも買わない。
こういうのが迷走ニーズです。
そういう迷走ニーズに「決定」を与えるのがマーケティングの仕事です。
 
それとニーズの4次元性を説明したい。
ごく普通のニーズ定義ですが、ちゃんと組み合わせて考えて頂きたい。
まずニーズには広さ(大きさ)がある。男女関係なし年齢層関係なし・・・これは広い・・・広すぎるが、
そう言う商品はある。反対に狭いニーズはいわゆるニッチ市場。
次は深さ、一生に1回なら浅い。リピート性があるなら深い。
ニッチ市場の狙うのはいいが、浅い市場だと事業はすぐに行き詰る。
当たり前の話ですが、意外にこう云う商品を真剣に売ってる人が多い。
ここまでで3次元ですね。
次はニーズには長さと速さがある。
長さは長期的に販売可能か?季節モノの商品や流行廃りに左右されるモノかどうか?
スピード勝負で販売して一気に稼ぎ、廃れた頃に撤退!
そういう商売の仕方もある。
一時、街で見かけたブルブルマシーン場なんか、後から参入して大損した・・・なんて事もある。
早さも同じ、いくら売れてもすぐに廃れる商品は多くある。
代表的なモノは、今はお笑いタレントか!?
一発屋はいつの時代も居るが、今はお笑いタレントは、
ものすごく賞味期限が短い消耗品扱いです。
逆に売れ出すまで時間が掛かる商品・・・これも逆に問題。
これで短かったらアウトです。
 
何をダレに売るかを考えるとき、このニーズの洞察(インサイト)が重要です。
商品サイドの失敗は大方ニーズの読み違いにある事が多いです。
 
ニーズは、
広いー狭い
深いー浅い
長いー短い
早いー遅い
 
覚えときましょう。
 
     マーケティングプロデューサー
        原テルキ